「ニューバランス574って、正直ダサいのでは?」と疑問に感じた方も多いのではないでしょうか。SNSや一部の口コミではネガティブな声も見られますが、実際には街中での着用率も高く、スタイリストやファッション誌でも度々取り上げられる定番モデルです。本記事では、ニューバランス574が「ダサい」と言われてしまう具体的な理由から、逆に高く評価されているポイント、さらにダサく見せないためのコーディネート術まで徹底解説しています。読み終える頃には、574の見方がきっと変わるはずです。
ニューバランス574ダサい?まず結論からはっきり答える
1-1. アンケート結果では「オシャレ派」が多数派
「ニューバランス574ってダサいの?」と気になって検索した方へ、まずお伝えしたいのは「必ずしもダサいわけではない」という事実です。実際、ファッション系メディアやスニーカー専門サイトが行ったアンケート調査では、574を「オシャレ」と評価する人が全体の70%以上を占めています。
このモデルは1988年の誕生以来、累計1,000万足以上を売り上げたベストセラー。ファッション雑誌「FUDGE」や「POPEYE」などでもたびたび登場しており、著名人では菅田将暉さんや成田凌さんが私服で着用していることでも知られています。
つまり、574は「ダサい」と一括りにするには無理があるほど、多くの人から高い評価を受けているスニーカーです。
1-2. それでも「ダサい」と言われる声の正体とは
一方で、「なんか野暮ったく見える」「オジサンぽい」といった否定的な意見も一定数存在します。その原因は、デザインや履き方の工夫次第で印象が大きく変わるからです。
特に、パンツとの合わせ方やカラー選びに失敗すると、せっかくの574の魅力が半減してしまいます。つまり、ダサいと感じられる理由は“アイテムのせい”というより“組み合わせの問題”が大きいといえるのです。
実際の口コミやSNSで見られる代表的な声は以下の通りです。
- 「ロゴが目立ちすぎて学生みたいに見える」
- 「フォルムがもっさりしていてスマートさがない」
- 「派手な色を選ぶと子どもっぽくなる」
これらは裏を返せば、適切にコーディネートすればカッコよく見せられる余地が大きいということでもあります。
ニューバランス574が「ダサい」と見られやすい4つの理由
2-1. 大きな「N」ロゴが目立ちすぎて子どもっぽい
574シリーズの特徴といえば、やはり側面にある大きな「N」ロゴです。ブランドを象徴するこのロゴは視認性が高く、カジュアル感が強調されるポイントでもあります。
しかし、その存在感が逆に**「子どもっぽい」「スポーツ感が強すぎる」**と感じられることも多いです。とくにモノトーンコーデやシンプルなスタイルが好まれる今のファッション傾向では、ロゴの主張が強すぎて浮いてしまう場合もあります。
【ロゴの印象比較】
モデル名 | ロゴのサイズ | 印象 |
---|---|---|
NB 574 | 大きめ | カジュアル・学生感強め |
NB 996 | やや小さめ | 落ち着いた雰囲気 |
NB 990v5 | 控えめ | 高級感・洗練された印象 |
つまり、ロゴの主張を抑えたい人にとっては574より他モデルの方が適していることもあります。
2-2. 幅広・丸みのあるフォルムが野暮ったい印象
574は「Dワイズ(やや広め)」の設計が標準仕様であり、履き心地重視の設計となっています。その結果、足元のシルエットが大きく見えやすく、「フォルムが重たくてダサい」と思われがちです。
特にスキニーパンツやワイドパンツなど、今どきの細身〜極太のシルエットと合わせると、バランスを取りづらくなることがあります。
【見た目の印象を左右するポイント】
- 足が短く見える
- 脚全体が太く見える
- 「オジサンっぽさ」が出やすい
ただし、これはパンツの丈感やカラーとの組み合わせでカバー可能です。たとえばクロップドパンツやアンクル丈で足元を軽く見せると、一気に垢抜けた印象に変わります。
2-3. レトロすぎるデザインが今の流行とズレて見える
574は1988年のモデルをベースにしており、クラシカルなデザインが魅力でもあります。しかし、トレンドに敏感な層にとっては「古臭い」と映るリスクもあります。
特に、以下のような要素が「古い=ダサい」と誤解されやすいポイントです。
- スエードとナイロンのコンビ素材
- 厚みのあるソール構造
- 全体的なボリューム感
一方で、レトロ感が逆に「ヴィンテージっぽくておしゃれ」と評価される場面もあり、これは着こなし方やファッションの方向性によって印象が真逆になるという難しさをはらんでいます。
2-4. 派手なカラーモデルで失敗しやすい
574は非常にカラーバリエーションが豊富なモデルで、期間限定色や地域限定色なども多数展開されています。しかし、それゆえに「選び方を間違えると一気にダサ見えする」という落とし穴があります。
【失敗しやすいカラー例】
- 蛍光色やビビッドカラー(視線が集中しすぎる)
- 原色の赤・黄・緑(子どもっぽさが増す)
- 派手な柄入りモデル(合わせ方が非常に難しい)
安全におしゃれ見せを狙うなら、グレー、ネイビー、ブラックといった定番色を選ぶのが鉄則です。これらのカラーはどんなコーデにも馴染みやすく、清潔感と落ち着きを演出できます。
実際は人気モデル!574の評価が高い理由とは?
3-1. 雑誌やSNSでも多数登場、スタイリストも推奨
ニューバランス574は、ファッション誌やSNSを中心にたびたび取り上げられている人気モデルです。特に「FUDGE」「MEN’S NON-NO」「POPEYE」といったカジュアル寄りのメディアでは、**日常使いしやすい“外さないスニーカー”**として紹介されています。
また、InstagramやWEARでは、モデルやスタイリストたちによるコーディネートが豊富に掲載されており、20代から40代の幅広い世代に支持されています。#newbalance574の投稿はInstagram上で5万件以上を超えており、着用実績の多さが人気の証です。
プロのスタイリストも「初心者が最初に持つべきスニーカーの1足」として574を推奨しており、ベーシックな着回し力の高さが際立っています。
3-2. 幅広で快適な履き心地がリピーターを生む
574が長年にわたって支持される最大の理由は、その「履きやすさ」にあります。ニューバランスはもともと整形靴メーカーとしてのルーツを持ち、574もクッション性・安定性・足の形へのフィット感に優れた構造です。
【574の履き心地の特徴】
- ENCAP(エンキャップ)ミッドソールが衝撃を吸収
- E.V.A素材が長時間歩行時の疲労を軽減
- やや幅広の設計で日本人の足型に合いやすい
特に通勤・通学・旅行といった長時間の歩行を必要とするシーンでは、「疲れにくい」とリピーターになる方が非常に多いです。デザイン性だけでなく、実用性で選ばれている点も見逃せません。
3-3. グレー・ネイビーなど定番カラーはむしろ万能
派手な色は失敗しやすい一方で、グレー・ネイビー・ブラックといった定番カラーはむしろ「外さない選択肢」として高評価を得ています。特にグレーはニューバランスの象徴的カラーとして定着しており、どんなファッションにもなじみやすい万能色です。
【定番カラーとコーデの相性】
カラー | 特徴 | おすすめコーデ例 |
---|---|---|
グレー | 上品で清潔感あり | 白シャツ×黒スラックス |
ネイビー | 落ち着いた印象で大人っぽい | チノパン×ボーダーカットソー |
ブラック | 引き締め効果あり | モノトーンコーデ全般 |
これらのカラーは、年代・性別を問わず合わせやすいため、初めて574を購入する人にも安心しておすすめできます。
ダサく見せないためのニューバランス574コーデ術
4-1. モノトーンやアースカラーと合わせて統一感を出す
ニューバランス574は、配色によってスタイリッシュにも野暮ったくも見えてしまうため、色合わせが重要です。モノトーンやアースカラーを基調にしたコーディネートは、洗練された印象を与えるうえで非常に効果的です。
【おすすめの色合わせ例】
574カラー | コーデに取り入れたい色味 | 印象 |
---|---|---|
グレー | ブラック、ホワイト、チャコール | シンプルで都会的な印象 |
ネイビー | ベージュ、カーキ、オフホワイト | 落ち着きがあり大人っぽく見える |
ブラック | ダークブラウン、オリーブ | 引き締まったクールな雰囲気を演出 |
全身のトーンを統一することで、「スニーカーだけ浮く」といった失敗も防げます。足元から全体の印象を整える意識が大切です。
4-2. シルエットは「細身パンツ」でメリハリを意識
ニューバランス574はボリューム感があるため、パンツの太さとのバランス次第で野暮ったく見えてしまいます。細身のパンツやテーパードパンツと合わせることで、下半身にシャープさを持たせるのがおすすめです。
【相性が良いパンツスタイル】
- テーパードスラックス:都会的で清潔感のある印象に
- スキニーデニム:足元が引き締まり、スタイルが良く見える
- アンクル丈パンツ:足首を見せて抜け感をプラス
ダボっとしたカーゴパンツやスウェットパンツなどと合わせると、「休日のおじさん風」に見えやすいため注意が必要です。あえてボリューム差を生かして、全体にメリハリをつける意識が大切になります。
4-3. スーツスタイルとの合わせ方に注意
最近ではスニーカー通勤も定着しつつあり、ビジネスカジュアルに574を合わせる方も増えています。ただし、スーツスタイルと574の相性は工夫しないとミスマッチ感が出やすいため注意が必要です。
失敗しやすいパターン:
- 派手なカラーの574 × ネイビースーツ
- チノパン寄りのビジネスカジュアル × 分厚い574
おすすめの合わせ方:
- グレーの574 × グレースーツ(トーンをそろえて統一感)
- ブラックの574 × 黒のセットアップ(引き締まった印象)
- なるべくシュッとしたフォルムのパンツを選ぶ
ビジネス用途では、「いかにカジュアルさを抑えるか」がカギとなります。カラーとパンツのシルエットを意識するだけで、大きく印象が変わります。
他モデルやブランドと比較して見える574の立ち位置
5-1. スタンスミス・エアフォース1と比べた印象の違い
ニューバランス574と並んで定番とされるのが、アディダスのスタンスミスやナイキのエアフォース1です。これらと比較することで、574の立ち位置や得意なシーンが明確になります。
モデル名 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
NB 574 | クッション性・安定性◎ | 長時間歩行・日常使いに最適 |
スタンスミス | シンプル・洗練された印象 | ミニマルファッション好き |
エアフォース1 | 存在感が強くスポーティ | ストリート系やカジュアルメインの人 |
574は**歩きやすさとバランスの良さが光る“万能型”**であり、ファッション偏重というよりも、実用性とのバランスを求める人に支持されています。
5-2. ニューバランス990・996とのデザイン差は?
同じニューバランスでも、モデルによって印象が大きく異なります。574とよく比較されるのが、より上位モデルの990シリーズや細身でスタイリッシュな996シリーズです。
モデル名 | フォルム | ロゴの主張 | 価格帯 | 向いている層 |
---|---|---|---|---|
574 | 丸みがあり太め | 大きめ | 1万円前後 | 初心者・カジュアル志向 |
996 | 細めで軽快 | 控えめ | 1.5万円〜 | 細身コーデ派・都会派 |
990 | 高級感あり | 落ち着きあり | 2万円〜 | モード寄り・ビジネス兼用派 |
より洗練された印象やスタイリッシュな装いを求めるなら996、素材感やラグジュアリーさを重視するなら990の方が適しているかもしれません。
ニューバランス574が向いている人・向いていない人
6-1. 履き心地・実用性重視なら574一択
ニューバランス574は、スタイリッシュさだけを重視したスニーカーではありません。その最大の魅力は、日常使いに適した履き心地と実用性にあります。ENCAP(エンキャップ)ミッドソールが衝撃を吸収し、長時間の歩行でも疲れにくい設計になっているため、立ち仕事や通勤・旅行などに最適です。
こんな人におすすめ:
- 歩く時間が1日1万歩以上のアクティブなライフスタイルの人
- スニーカーに「履き心地の良さ」を最優先で求めている人
- カジュアルな服装が多く、日常的にスニーカーを履き慣れている人
また、サイズ展開も豊富で、足幅が広い方にもフィットしやすい「Dワイズ」設計。見た目よりも快適さやコスパを重視する人にとって、574は非常にバランスの取れた選択肢といえます。
6-2. モード・きれいめ系が好きなら別モデルが◎
一方で、モード系ファッションやドレス寄りのきれいめスタイルを好む方には、574はややカジュアルすぎる印象を与えてしまうかもしれません。丸みを帯びたシルエットと大きな「N」ロゴが、洗練された服装とミスマッチを起こしやすい傾向があります。
こんな人には向かない:
- ジャケパンやモード系のファッションをよく着る人
- 服の色使いがモノトーン中心で、ミニマルな印象を大事にしている人
- 足元もシャープでスリムなデザインを重視する人
そういった方には、よりスマートで無駄のない印象の「996」や「1400」シリーズの方が好まれる傾向にあります。もしくはアディダス「スタンスミス」のようなミニマルなローカットスニーカーもおすすめです。
まとめ:「ニューバランス574ダサい」と感じるのは組み合わせ次第
「ニューバランス574はダサい」と一括りにされがちですが、実際には履く人の目的やファッションの方向性によって大きく印象が変わります。万人に合うスニーカーではないものの、履き心地・耐久性・汎用性という点で見れば、コストパフォーマンスは極めて高いモデルです。
特に以下の3点を意識することで、ダサ見えを回避しつつ、574の魅力を最大限に引き出せます。
- 定番カラー(グレー・ネイビー・ブラック)を選ぶ
- 細身パンツやモノトーンコーデで引き算する
- スーツなどとのミスマッチに注意する
ファッションは組み合わせ次第で印象が180度変わる世界です。ニューバランス574も同様に、正しく使いこなせば「ダサい」どころか、「一周回ってオシャレ」と評価されるアイテムに変わります。
日常でたくさん歩く方、カジュアルファッションに馴染むスニーカーを探している方にとっては、574はまさに最適解のひとつです。固定観念にとらわれず、自分のライフスタイルやコーディネートに合わせた判断をしてみてはいかがでしょうか。
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