先に結論です。
ブンブンジャーは「ダサい」という声が多いのは事実ですが、それは戦略的な演出であり、むしろ話題性・拡散力を高める要素になっています。
実際にSNSでは「ダサいからこそ見たくなる」「一周回って好き」というポジティブな声も増加中。僕も初見で笑った一人ですが、見続けるうちに“愛されるダサさ”の本質を感じました。
ブンブンジャーはなぜ「ダサい」と言われるのか?
Q. そもそもダサいと言われる一番の理由は?
SNSやYouTubeのコメントを分析すると、理由は主に以下の3つに集約されます。
要素 | 視聴者の指摘 |
---|---|
ネーミング | 「ブンレッド」「ブンブルー」などの直球すぎる名前が子ども向けすぎる |
デザイン | 顔に“タイヤ”のマーク、丸みのあるスーツが「おもちゃっぽい」と言われる |
公式SNS・演出 | 語尾に「ブン」、軽すぎる雰囲気が戦隊シリーズとして異色 |
僕も初回放送をリアルタイム視聴しましたが、X(旧Twitter)のタイムラインは「何これ?」「爆上げって…」とツッコミの嵐。
でもこのツッコミどころ満載な演出こそ、**初回からトレンド入りする“仕掛け”**だったと感じます。
「ダサい」と感じる理由をデータで整理
ブンブンジャーがダサいと言われるポイントを客観的にまとめるとこうなります。
項目 | 詳細 | 影響度(体感) |
---|---|---|
ネーミングの安直さ | 全キャラ名・ロボ名に「ブン」を付与。直球すぎる。 | ★★★★★ |
デザインのポップ感 | 丸みを帯びたスーツ・おもちゃっぽさ。 | ★★★★☆ |
語尾やSNS投稿の文体 | 公式Xの「いかがだったブン?」が話題に。 | ★★★★☆ |
大人層へのインパクト不足 | スタイリッシュよりポップ寄りで好みが分かれる | ★★★☆☆ |
SNSでの反応:賛否両論でも「トレンド入り」
2024年3月の初回放送直後、Xでは一時「ブンブンジャー」がトレンド1位に。
SNS上の声をまとめるとこんな感じです。
タイプ | 実際の反応例 |
---|---|
驚き系 | 「語尾ブンwww」「車戦隊でここまで攻めるの?」 |
笑い系 | 「マスクのデザインがタイヤ過ぎて逆に好き」 |
好意的 | 「子どもが爆笑してた!」「明るいノリで見やすい」 |
批判系 | 「ふざけすぎ」「戦隊シリーズが子ども向けすぎ」 |
僕自身は「これはギャグ路線かな?」と思ったのですが、翌週以降の本格的なアクションやドラマを見て「戦略的にネタ感を仕込んでる」と確信しました。
比較でわかる:過去の“ダサい戦隊”の再評価
「ダサい」と言われた戦隊は過去にもありましたが、今やカルト的人気作に。
戦隊名 | 放送年 | 当時の印象 | 現在の評価 |
---|---|---|---|
激走戦隊カーレンジャー | 1996 | ギャグ戦隊で異端視 | ネタ戦隊の元祖で再評価 |
炎神戦隊ゴーオンジャー | 2008 | キャラが子どもっぽい | コミカル+熱血で人気作 |
爆上戦隊ブンブンジャー | 2024 | 「ダサい」「攻めすぎ」 | ネタ&話題性で注目中 |
シリーズ史を見ても、“笑われる”作品がのちに“愛される”ケースは多いです。
僕の実体験:最初は笑ったけどハマった理由
僕も1話を見て「名前ゆるすぎw」と思いましたが、毎週見ているうちに以下の魅力に気づきました。
- アクションが本格的
丸いスーツでも中のスーツアクターさんの動きは超一流。 - キャラと俳優のギャップ萌え
イケメン俳優が真剣な顔で「爆上げ!」と言うのがクセになる。 - 子どもと一緒に楽しめる設計
語尾ブンや直球ネーミングは、子どもにめちゃウケ。親もネタとして楽しめる。
結論:「ダサい」はブンブンジャーの最大の武器
- 「ダサい」「攻めすぎ」と言われるのは意図的な戦略
- SNS時代では「ツッコミやすさ=拡散力」
- 歴代戦隊も“笑われた作品”がのちに評価されてきた
- 子ども受け+親世代のSNS拡散=現代的マーケティング
僕の感想を一言でまとめると、
「ブンブンジャーはダサカッコイイを狙った戦隊で、クセになる作品」です。
コメント