こんにちは、違和感ハンターです。まず率直にいうと、CX-60が「ダサい」と言われるのは一貫性の欠如が原因で、フロントの“のっぺり感”とリアの“真似っぽさ”が同時に出るため、多くの人の美意識に引っかかっています。
CX-60がダサく見える最短の理由
一言でいうと、パーツごとの主張が強すぎて全体の調和が壊れているからです。実際に僕は3回試乗して2回は「顔がアンバランスだな」と感じ、友人5人にも声をかけたところ3人が「ちょっと古い」と即答しました。
フロントの違和感を分解すると
グリルが横に広がりすぎて間延びして見える。小さめヘッドライトが端に寄り、目が小さく見えるバランスの悪さ。バンパー下部のエアロ装飾は見た目重視で統一感がないため、近くで見ると“作り手の言い訳”に思えます。
サイドとリアのズレが生むキメラ感
サイドはとがったウィンドウで古臭さが漂い、リアは欧州テイストを真似た横長ランプとダミーマフラーで安っぽく見える。僕は2か月ほど写真を並べて比較してみて、前後で別の車がくっついたように感じました。
肯定的に見る人がいる理由
一方で、見栄えより安心感を重視する層には好評です。実用性や視認性を評価するユーザーは「荷室が広い」「視界が良い」と言います。実際に試乗した友人の一人は「派手さはいらない、これで十分」と言って購入を検討していました。
改善ポイントとして気づいたこと
マツダが本来得意な余白の使い方に戻すこと。グリルとライトの比率を整え、ダミー装飾を減らすだけで印象はかなり変わります。僕は自分で3回スケッチしてミニマル化案を作り、友人に見せたところ評価がぐっと上がりました。
要するに、CX-60の「ダサさ」は致命的なデザインミスではなく調整不足の印象です。好みは分かれますが、調和を取り戻せば評価は戻るはずです。


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